本日、「ワインと富士山と八ヶ岳」を合言葉に、ワイナリー、酒屋、飲食店、旅行会社などの様々な業種が、地域振興を目指すプロジェクトである「ワインツーリズムやまなし」がOffice 365 を導入されたことをお知らせします。
ワインツーリズムの活動は、 それぞれ本業を持っている事業者が追加の活動として運営を行うもので、メンバーの居住地が山梨県全地域に広がっているため、離れた場所の間でのコミュニケーションに課題を抱えていました。ちょっとした疑問を解決するのにも、以前は電話をする必要がありましたが、他のメンバーも仕事をしているので必ずしも電話に出られるとは限らず、コミュニケーションを円滑に行うにはさまざまな障害があったといいます。
この状況が、Office 365 に含まれる在席情報共有とオンライン会議のサービスである Lync Online を導入することにより劇的に変わったといいます。Lync の在席情報を確認することで、いつでもディスカッションができる状態にある、ということがお互いにわかるようになり、ここで大きな安心感が生まれました。また、オンライン会議でディスカッションを行うことで、集まって話をしようとすると、本業終了後の夜に 1 ~ 1 時間半ほどかけて車で移動しなければならない場合もあったのが、集まらなくてもよくなり効率的に運営を行えるようになったといいます。1 ユーザーあたり月額 490 円で小規模事業者向けのオールインパッケージ Office 365 Small Business を利用できるので、みんなが集まる交通費を考えるとすぐに元が取れてしまう計算となります。
クラウドサービスは、大都市周辺の、デスクワークの企業が中心に採用をしていると思われている経営者の方もいらっしゃるかもしれませんが、いえいえ、そんなことはありません。むしろ、安価に始められて仕事の仕方を劇的に変えられるクラウドサービスという武器を地方の企業が活用することで、遠隔地間のコミュニケーションや共同作業を大幅に改善することができますし、地域振興をする際の重要なインフラとして利用することが可能です。最近爆発的に普及しているタブレットやスマートフォンと組み合わせて、さまざまな業種業態に活用することができます。
春の夜は、おいしいワインを飲みながら、あなたの組織でも Office 365 をどのように活用できるか思いを巡らせてみましょう。Office 365 の導入により、いままでできないと思っていた働き方が現実のものにできる可能性を秘めているのです。
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