こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの野村です。
今回は、3rd Party 製の仮想基盤上における Windows OS サポート可否状況についてご紹介いたします。
多くのユーザー様にて、多様なベンダー様の仮想基盤上で弊社の OS をご利用いただいておられます。各仮想基盤上への環境の導入や移行に際しまして、該当仮想基盤上における OS のサポート状況を確認する必要がございますが、弊社では下記の参考情報に纏めさせていただいております。
下記 URL にアクセスして、左側ペインにある [Products] より、各 OS および各ベンダー様が提供されておられる仮想基盤上におけるサポートの情報を確認することが可能でございます。
▼ 参考情報
– Server Virtualization Validation Program
https://www.windowsservercatalog.com/svvp.aspx?svvppage=svvp.htm
3rd Party 製の仮想基盤上における OS のサポート可否決定のプロセスといたしましては、まず各ベンダー様にて対象の OS が問題なく動作可能かどうか十分なテストを実施されます。そして、そのテスト結果を弊社に送付いただき、テスト結果を基に該当の仮想基盤上でのサポート可否につきまして前述の弊社サイトに公開いたします。
その際、下記参考情報に記載があるように、最新 OS が動作確認のテストをクリアすれば、その最新 OS のみならず、それよりも下位のバージョンでMicrosoft がサポートを提供している OS につきましても該当の仮想基盤上にて
サポート対象となります。
(ex. Windows Server 2016 がサポート OS ならば、Window Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2 や Windows Server 2008 もサポートされます。)
※ サポート期間内の OS のみでございます (本ブログは 2017 年 3 月 13 日に公開いたしました)。Windows Server 2003 等の既にサポート期限が切れた OS はサポート対象ではございません。
▼ 参考情報
– Server Virtualization Validation Program FAQ
https://www.windowsservercatalog.com/svvp.aspx?svvppage=svvpfaq.htm
—— 抜粋 ——
If a software company validates Windows Server 2012 R2 or later versions of Windows Server, are earlier versions of Windows Server supported?
When a vendor validates their virtualization solution with the latest version of Windows Server, then Windows Server 2012, Windows Server 2008 R2, Windows Server 2008 and subsequent service packs are also supported.
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なお、各ベンダー様にて、それぞれの仮想基盤のアップグレード等が日進月歩で実施されており、弊社の公開情報では最新のサポート状況が 100% 反映されていない可能性もございます。
念のため、各ベンダー様が提供されておられる各仮想基盤における Windows OS のサポート情報につきましても、ご確認いただくことをお勧めいたします。
本ブログが皆様のお役に立てれば、幸いでございます。