こんにちは。 マイクロソフトの三原です。
Windows Intune の機能として Windows Update より配信される更新プログラムの管理があります。
今回は Windows Update より配信される Internet Explorer の自動アップグレードに関する情報をご紹介します。
Internet Explorer 10 への自動アップグレードは全世界で 2013 年 3 月上旬より、
対象の Windows をご利用のお客様に対し、実施されています。
日本でのアップグレードが 5 月 7 日の週から順次開始される予定です。
詳しいアップグレードのスケジュールについては下記の URL をご参照ください。
http://blogs.msdn.com/b/ie_jp/archive/2013/04/24/10413569.aspx
また Internet Explorer 10 の特色について下記 URL でご紹介しております。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/internet-explorer
Internet Explorer 10 をまだ自動展開したくない場合には Blocker Toolkit (自動配布の無効化ツールキット)を使い、自動アップグレードを回避することもできますが、
Windows Intune をお使いの方は、Blocker Toolkit を使用しなくても自動アップグレードの回避ができます。
回避方法を以下にご紹介します。
Internet Explorer の自動アップグレードは 「修正プログラム集」のカテゴリーで
更新プログラムとして配布されます。
Windows Intune 管理者が当該の更新プログラムを承認しないことで
クライアント デバイスへの配布を回避することできます。
※ 修正プログラム集を自動承認設定している場合は解除してください。
Windows Intune 管理コンソールの左メニューから [更新プログラム] で [修正プログラム集] を開きます。
クライアントに適用可能な "修正プログラム集" のカテゴリーに属する更新プログラムが一覧で表示されます。
画面右上の "更新プログラムの検索" ボックスに "Internet Explorer 10" を入れ、検索します。
検索結果として表示された、該当する更新プログラムを承認しなければ、
管理されているクライアントが Internet Explorer 10 に自動アップグレードされることはありません。
Internet Explorer 10 の更新プログラム名、KB 番号はリリースされ次第、
こちらのブログでも紹介します。