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ディスクのクリーンアップタスク (SilentCleanup) にて環境変数 %TEMP% や %TMP% に設定されているフォルダーが削除されてしまう問題について

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いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
Windows プラットフォーム サポートの石田です。

Windows Server 2019 をご利用の環境にて予期せず環境変数 %TEMP% や %TMP% に設定されているフォルダーが削除されるという問題の対応についてご案内させていただきます。

[対象]
Windows Server 2019

[事象]
Windows Server 2019 にて環境変数 %TEMP% や %TMP% に設定されているフォルダーが初期状態でフォルダー内にファイルが存在していない場合、ディスクのクリーンアップタスク (SilentCleanup) が実行されると環境変数 %TEMP% や %TMP% に設定されているフォルダーが削除される事象が発生いたします。
環境変数 %TEMP% や %TMP% のフォルダーが削除されると参照している様々なアプリケーションが一時領域にアクセスできなくなるため、再度ログオンするまで正常に動作できなくなります。

[原因]
本事象につきましては、2018年 11 月 9 日時点で調査中となっており、修正モジュールはリリースされておりません。
修正が公開された場合は随時この記事に追記してお知らせします。

[回避策]
環境変数 %TEMP% や %TMP% のフォルダーはログオン時に作成されますが、ログオン中に削除されないようディスクのクリーンアップタスク (SilentCleanup) タスクを無効化します。

コマンドプロンプトを管理者モードで起動し以下のコマンドを実行します。

schtasks /change /tn MicrosoftWindowsDiskCleanupSilentCleanup /disable

本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


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