(この記事は2018年10月1日にMicrosoft Learning blogに掲載された記事Microsoft Certification: Simplifying the Journeyの翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)
マイクロソフト認定コミュニティの皆様は、認定を取得することで、習得したスキルを証明できるほか、業界での評価や就職のチャンス、採用マネージャーの関心 (と感心) が得られるなど、さまざまなメリットがあることをよくご存じかと思います。それに加え、マイクロソフト認定を取得した何万人もの方々が、その実績、トランスクリプト、資格を同僚や雇用主と共有したり、求人に応募したりしてキャリアの成功を収め、収入の増加につなげています。しかし、何にでも言えることですが、改善に終わりはありません。
では、具体的にどうすればよいのでしょうか。マイクロソフトは最近、まさに「認定エクスペリエンスを改善するにはどうすればよいと思いますか」という質問を投げかけ、皆様から寄せられた有益なフィードバックをしっかりと受け止めました。その内容から、皆様が技術スキルを磨き続けて影響力と競争力を高めたいと考えていること、現在受けている評価に満足していること、キャリアアップと収入アップを重視していることがわかりました。そして、1 つ大きな変更を望んでいます。それは、マイクロソフトが提供するツールやリソースを見つけやすく、アクセスしやすくしてほしいということです。このようなフィードバックを寄せてくださり、誠にありがとうございます。マイクロソフトは皆様のご要望にお応えすべく取り組んできました。今回はその成果をお伝えします。
認定ダッシュボード、認定プランナー、認定バッジの更新
まずは変更点からご紹介します。Microsoft Ignite (英語) では、マイクロソフト認定コミュニティのニーズやご要望に応える複数の変更点が発表されました。マイクロソフト認定ダッシュボードのデザインが見やすく刷新され、更新されたトランスクリプトをダウンロードおよび共有できるようになりました。新しいダッシュボードでも引き続き、試験の申し込み、試験のスコアの確認、割引の利用、プロフィールの管理を行うことができます。また、認定証書もダウンロードできます。認定プランナーも刷新され、すべての便利な機能がアクセスしやすく、使いやすくなりました。
今後数か月間のうちに、サードパーティのサイトではなくマイクロソフト認定ダッシュボードに認定バッジを直接統合する新機能がロールアウトされます。これにより、認定資格を表示、ダウンロードするために別のサイトにアクセスする必要がなくなります。これまでと同様に、デジタル バッジはマイクロソフト認定済みの資格を示すもので、皆様が習得したスキルと修了したコースが反映されます。LinkedIn、Facebook、Twitter など、プロフェッショナル向けの SNS やそのプロフィールでバッジを共有できるため、取得した認定が採用担当者の目に留まりやすくなります。また、バッジをダウンロードしてロゴとして使用することも可能です。
Certification Marketplace と MCP Profile の変更
次に、廃止される機能をご紹介します。Certification Marketplace での認定証書やウォレット カードの有料プリントとロゴのダウンロードが廃止されます。しかし、ご心配はいりません。2018 年 10 月 31 日までは、ウォレット カードや認定証書の購入、ロゴのダウンロードが可能です。 MCP Profile機能も廃止されますが、すべての認定情報 (試験のスコア、取得した認定) は、引き続きダッシュボードとトランスクリプトで確認できます。経歴書や履歴書を MCP Profile に追加した場合は、2018 年 10 月 31 日までに LinkedIn などのプロフェッショナル向けの SNS にコピーしてください。
新しい認定とメリット
最後に、新機能をご紹介します。先日の Microsoft Ignite で発表されたように、実用的な役職ベースの認定が新たに追加されました。詳細については「New role-based certification and training is here, and we’re just getting started! (英語)」をご覧ください。Microsoft Ignite に参加された方には、皆様のために開催された Certification Celebration をお楽しみいただけたかと思います。今後も、皆様の成果を表彰し、皆様と直接お会いして交流する機会を持ち、皆様のキャリア パスをサポートする特別なイベントを開催する予定です。どうぞご期待ください。
まとめ
今回の内容をまとめます。マイクロソフトは、認定プログラムを進化させると共に、業務に役立つ認定をわかりやすい方法で取得できるようにさらなる合理化を目指しています。特に今回追加された役職ベースの認定により、常に最新の技術スキルを習得していただけるようになります。また、今後も認定を取得することで評価を高められるほか、マイクロソフト認定の取得者を採用している企業や、新規採用者に求められる具体的なスキルを確認できるなどのメリットが得られます。デジタル バッジには簡単にアクセスできるため、次の仕事に応募する際に、取得した認定を簡単に共有できます。認定ツールとリソースのデザインが刷新され、すべてが 1 か所にまとめられてアクセスしやすくなりました。マイクロソフトは引き続き、皆様が就職のチャンスをつかみ、高く評価され、競争力を身に付けられるように支援し、そのために必要なものを提供してまいります。
引き続き、皆様のご意見をお待ちしています。他にもアイデアがありましたら、下のコメント欄でぜひ共有してください。認定の取得を簡素化し、認定エクスペリエンスを改善するにはどうしたらよいか、お聞かせいただければ幸いです。また、MCP Profile ページにアクセスして、保存したい情報をダウンロードしておくことをお忘れなく。新しいマイクロソフト認定ダッシュボードも併せてご確認ください。