2017 年 5 月の更新プログラムの適用後、インターネット オプションの一部の項目名が「英語」後述の画像のように英語となってしまう件が報告されています。
通常の場合
事象が発生している場合
この事象は、以下の項目で確認されています。
[詳細設定] タブ
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- インターナショナル
インターナショナル -> International
※ [インターナショナル] の設定では、設定名のみ英語表記となっております。
- セキュリティ
サーバーの証明書失効を確認する -> Check for server certificate revocation
統合 Windows 認証を使用する -> Enable Integrated Windows Authentication
証明書のアドレスの不一致について警告する -> Warn about certificate address mismatch
- ブラウズ
履歴およびお気に入りの使用しないフォルダーを閉じる -> Close unused folders in History and Favorites
サード パーティ製のブラウザー拡張を有効にする -> Enable third-party browser extensions
[セキュリティ] タブ
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- [すべてのセキュリティ ゾーン] - [レベルのカスタマイズ] - [ActiveX コントロールとプラグイン]
スクリプトを実行しても安全だとマークされている ActiveX コントロールのスクリプトの実行 -> Script ActiveX controls marked safe for scripting
この現象は運用上の都合などから、一定期間毎に更新プログラムを適用するような環境で生じることが確認されていますが、本事象は項目名の表記が変わるのみであり、英語表記、日本語表記いずれの場合も、設定項目としての動作に変更はありませんのでご安心ください。
なお、Windows 7 向けでは 11 月、Windows 10、8.1 向けでは 10 月以降の更新プログラムにて対応が行われておりますため、現在発生していない環境にこれ以降の更新プログラムを適用いただいても発生することはありません。
既に事象が生じてしまっている環境に対しては、マイクロソフトではこの問題について現在、対応を検討中です。繰り返しとはなりますが IE としての動作などには影響はありませんので合わせてご安心ください。
何らかのご事情により、日本語で上記の項目をお探しで確認できない場合には、上記のような英語表記の項目名に読みかえこれらが存在するか確認を頂けますと幸いです。