以下の TechNet 内の “重要” にも記載しております通り、Exchange 2013 CU14 以前のサーバーを CU16 以降にアップグレードする際のサポートされている手順としては CU15 を介する必要がございます。
これは Exchange 2013 CU16 以降で必須となる .Net Framework 4.6.2 が Exchange 2013 CU14 以前ではサポートされていないためとなります。
Title : Exchange 2013 の前提条件
URL : https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb691354(v=exchg.150).aspx
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Exchange 2013 CU16 以降には .NET Framework 4.6.2 が必要です。先にサーバーを .NET Framework 4.6.2 にアップグレードしてから Exchange 2013 CU16 をインストールしてください。そうしないと、エラーが発生します。.NET Framework 4.5.2 が Exchange サーバーにインストールされている場合は, .NET Framework 4.6.2 をインストールする前に、サーバーを Exchange 2013 CU15 にアップグレードします。
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CU のサポート ライフサイクル ポリシーに従い、Exchange 2013 CU15 のダウンロード サイトは現在公開が終了しており、Exchange 2013 CU15 のダウンロード サイトが再度公開される予定はございません。
Title: Microsoft Exchange Server 2013の保守モデルについての補足
URL: https://blogs.technet.microsoft.com/exchangeteamjp/2014/11/24/microsoft-exchange-server-2013/
現在も Exchange 2013 CU14 以前をご利用のお客様に対する現時点での処置として、最新 (もしくは最新より一つ前) の CU にアップグレードするために CU15 のモジュールが必要という場合に限り、サポート窓口より個別に CU15 のモジュールを提供させていただきます。
最新 (もしくは最新より一つ前) の CU へのアップグレードを実施する際に CU15 が必要なお客様は、お手数ですがサポート窓口までお問い合わせください。
なお、マイクロソフトでは既知の不具合の修正が含まれている最新の CU を適用して運用いただくことを強く推奨していますので、可能な限り CU のサポート ライフサイクル ポリシー内での運用をお願いいたします。
※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。