(この記事は 2017 年 3 月 12 日に SharePoint Blog に投稿された記事 Flow on demand for SharePoint list items and documents の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
ビジネス プロセスの変革に終わりはありません。このたび、モダン ライブラリと Flow の統合に加え、この変革の取り組みの新たな一歩として、ドキュメント ライブラリやリストにインタラクティブなオンデマンドのフローを作成する機能がリリースされます。
SharePoint 中心のビジネス プロセスの重要な要素として Flow が初めて導入されたとき、コードを一切記述することなく SharePoint リストから直接プロセスを構築する機能が追加されました。フローが動作する対象はリスト全体であり、データやイベントがトリガーとなって、それぞれのプロセスを起動します。
今回の更新では、コマンド バーから直接起動できるフローをリストやライブラリに作成できる機能が追加されます。この機能で作成したフローは、モダン UI で選択した 1 つのアイテムまたはドキュメントに対して動作します。
フローを作成する際、最も関連のあるテンプレートが SharePoint 内に表示されます。フローを選択すると、ブラウザー ベースのフロー デザイナーが起動します。フローを保存すると、それがドロップダウン ボタンとしてリストやライブラリに追加されます。
たとえば、ドキュメントをチーム メンバーに回覧し、フィードバックを得たい場合は、フロー デザイナーで特定の形式のメールを送信するメール アドレスを指定します。保存後ライブラリのドキュメントを選択すると、自動処理の対象オブジェクトとして使用されます。
今回の更新は、2017 年 3 月から先行リリース プログラムで提供が開始されます。ぜひご意見をお寄せください。マイクロソフトは引き続き皆様からのフィードバックに耳を傾け、SharePoint や OneDrive にカスタムのビジネス プロセスを組み込む機能を強化してまいります。今後もこのブログにご注目ください。
※ 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。