(この記事は 2017 年 3 月 6 日に Office Blogs に投稿された記事 New in Access 2016—Large Number (BigInt) support の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
UserVoice フォーラムに多数お寄せいただいたご要望にお応えし、Access 2016 は新しいデータ型である大桁整数 (BigInt) 型に対応しました。
Access で構築されるビジネス ソリューションの中には、SQL など、外部データ ソースとの間でのデータの読み書きに (PK などの用途で) BigInt 型を使用するものが少なくないためです。
ローカル テーブルに [Large Number] フィールドを追加
新たにサポートされたデータ型の BigInt 型を使用すると、高度な分析機能を使用したり、BigInt 型データのインポートやリンクを使用する場合の統合エクスペリエンスを向上したりできます。新規ローカル テーブルを作成する場合や既存のものを編集する場合、Access で BigInt 型の数値を格納するフィールドを追加できるようになりました。
リンク/インポートされたテーブルでの大桁整数 (BigInt) 型のサポートのオン/オフ
ユーザーの皆様からは、BigInt 型列をインポートできるようにしてほしい、BigInt 型列を含むテーブルにネイティブにリンクできるようにしてほしいというご要望を特に多く頂きました。今回の更新では、現在のデータベースで大桁整数型をサポートするかどうかを選択するオプションも追加されました。大桁整数型のサポートを有効化すると、BigInt 型列を含むテーブルからのインポートやテーブルへのリンクが可能になり、また Access で大桁整数型として扱えるようになります。
現時点では、Access 2016 での大桁整数型のサポートは Office 365 ユーザーのみに提供されます。この機能は、まず Office Insider 参加者の方にロールアウトされ、その後 Office 365 の一般ユーザーおよび商用ユーザーに向けてリリースされます。Office 365 ユーザーの方は、Office が最新バージョンであることを確認してください。
ご提案がありましたら、Access の UserVoice (英語) までお気軽にご投稿ください。皆様からの貴重なご意見は、今後の開発の参考にさせていただきます。
—Access チーム
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