執筆者: Manu Aery (Senior Program Manager, StorSimple)
このポストは、11 月 29 日に投稿された Managing StorSimple virtual arrays in the new Azure portal の翻訳です。
新しい Azure ポータルで StorSimple 仮想デバイス シリーズを管理できるようになりました。新しいポータルの StorSimple 拡張機能で Azure Resource Manager 上で稼動する StorSimple マネージャーを作成して、仮想アレイを管理できます。
新機能
- 強化されたユーザー エクスペリエンスと改良されたナビゲーション
- 効率的なタスク実行のためにワークフローを最適化、並列化
- サポート エクスペリエンスと診断エクスペリエンスを統合
- Azure 組み込みのロールおよびカスタム ロールを使用したアクセス管理をサポート
使用を開始するには
仮想アレイの管理に使用する StorSimple Device Manager を新規作成するには、Azure ポータルで [+ NEW]、[Storage]、[StorSimple Virtual Device Series] の順に選択します。
作成した StorSimple Device Manager を指定し、リソース メニューから [Quick start] を選択すると、1 つ以上の新しい仮想アレイをダウンロードして登録することができます。
さらに、StorSimple Device Manager で [Browse] からフィルターを指定すると下記のことが可能です。
- 新しいポータルで作成されたすべての StorSimple Device Manager の表示と管理ができます。
- 旧ポータルで作成されたすべての StorSimple Device Manager を表示できます。これらのリソースは、新しいポータルに移行されるまでは引き続き旧ポータルで管理します。新しいポータルへの移行については後ほど説明します。
新しい Azure ポータルで StorSimple 仮想アレイを管理
ユーザー エクスペリエンスが以下のように強化され、新しい Azure ポータルで仮想アレイを管理することがより簡単になりました。
- 仮想アレイの管理、監視、トラブルシューティングに関するオプションがすべてリソース メニューに含まれました。
- 仮想アレイで頻繁に実行される操作に、コマンド バーから容易にアクセスできるようになりました。
- 特定リソース内の仮想アレイ全体の情報を StorSimple サービスのサマリー ブレードに集約して確認できるようになりました。使用状況やアラートなどの簡単な概要が表示されます。ブレードのタイルまたは左側に表示されるリソース メニューから詳細情報を確認することができます。
- 仮想アレイを診断し、発生しやすい問題について、Azure ポータルから直接コンテンツのトラブルシューティングを行うことができます。さらに、サポート チケットを発行してマイクロソフト サポートに支援を求めることもできます。
ポータルで StorSimple 仮想アレイを管理する方法については、製品ドキュメント (英語) を参照してください。
旧ポータルから StorSimple 仮想デバイス シリーズのリソースを移行
旧ポータルに存在している StorSimple 仮想デバイス シリーズは、今後数週間以内に新しい Azure ポータルに移行されます。移行の詳細と日程については追ってご案内します。
移行はシームレスに行われ、仮想アレイのダウンタイムは発生しません。移行が完了すると下記のことが可能です。
- 旧ポータルの StorSimple 仮想デバイス シリーズは、すべて新しい Azure ポータルでの管理に切り替わります。
- 旧ポータルから StorSimple 仮想デバイス シリーズを管理することはできなくなります。
- StorSimple 物理デバイス シリーズの管理は引き続き旧ポータルで行います。新しいポータルで StorSimple 物理デバイス シリーズを参照することは可能ですが、管理の操作は旧ポータルで行う必要があります。新しい Azure ポータルへの物理デバイス シリーズの移行は、今後詳しくお伝えします。
新しいポータルについて、こちらのブログ記事 (英語) で旧ポータルとのユーザー エクスペリエンスの比較などを確認していただけます。
ポータルから StorSimple 仮想アレイを管理する方法の詳細については、製品ドキュメント (英語) を参照してください。